1-2.パソコンの故障原因No.2はメモリ装置

パソコンの故障原因No.1はハードディスク(HDD)故障で、故障のうち89%をも占めるそうです。次いで多いのがメモリの故障で、パソコンが故障する原因の10%を占めると言われています。

メモリ装置には、主記憶などで使われるDIMMや、データの保存などで使われるSSDなどがメモリ装置の代表です。

ハードディスクと同じ用途で使われるSSD

本サイトのテーマは、HDDとSSDの熱対策ですので、メモリ装置の中でもハードディスクと同じ用途で使われるSSDについて取り上げます。

SSDはハードディスクと同様に、パソコンで作成した文書や、デジカメなどで撮影した画像や動画、録画したテレビ番組などを保存できます。

ハードディスクとSSDの用途は似ていますが、両者の構造は大きく異なります。

SSDの構造

SSD内部には、ハードディスクの様なディスクは入っていません。巨大なSDカードをイメージしてもらえば大差ありません。

ディスクを回転する必要なく、目的の場所にさっとデータを書き込んだり、読み出したりできるため、ハードディスクよりも高速です。

SSDは何故壊れるのか?

SSDには、ハードディスクの様にディスクが入っていることも、高速回転するディスク上でデータを読み書きすることもありません。

しかし、電子部品が動作する時には、かなりの熱を発します。

SSDはその構造上、メーカーが設定している耐熱温度は70℃ほどです。ハードディスクより耐熱性能はあるものの、やはり夏場エアコンなしの室内でフル稼働させると到達してしまう温度です。

SSDを使ううえでは、衝撃には神経質になる必要はありませんが、高温にさらされない様に注意しなくてはなりません。

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